02 女教皇(逆位置)

わがまま、感情的、無知、浅慮、プライドだけ高い

もう一つの面が現れています。
ひた隠しにしていた部分が暴かれてしまいました。

感情的でわがままな主張を繰り返しています。
それはプライドで塗り固められているようです。

無知で浅慮であることに気付いてください。

カード解説

感情的にベラベラと、居丈高に喋る女性が座っているカード。
持っていたトーラ(律法)の巻物を放り出し、感情の赴くままに主張しています。

満月の冠を戴き、足元には三日月を控えた彼女は、かつて聖母マリアとも呼ばれていたはずですが、その面影はもう全くありません。
本来の一人の女性として、色んなものをひけらかしています。

背後にある黒い柱は『Boaz(ボアズ)』、白い柱は『Jachin(ヤキン)』とよばれ、ソロモン神殿にある2本の柱を表していると言われています。
光と影、陰と陽、プラスとマイナスのような、繰り返される神秘的な物事を表現しているとも言われますが、彼女はその前に座っていることを忘れてしまっているようです。

正位置のカードはこちら

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